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タグ:“濃度”[17]
スペル本文中に“濃度”が含まれる、或いはそれに関連するスペル。
- [ エッセイ/随想 ] 記憶 - メタルミルフィーユ
- 2011.06.04 ... 幅約1センチ、長さ約3センチ程度の矩形。柔軟性が高く、指先で難なくしなる。あの金属片は何だったのだろう。名前が出てこない。遡ること小学生時分、理科の実験で使った記憶だけがぼんやりとある。 ...
- spell.vincent.in/essay/2011/06/04/235938.php
- [ .spell ] 粉骨砕身の安寧
- 2011.02.27 ... 闘わぬ者の望む安寧は蜃気楼のように稀薄だ。濃度・密度を高めれば緊迫し、焦燥感にも似た覇気が漲る。闘え。苦悶のままに闘え。視界が霞んでも刮目せよ。そして、性懲りもなく未だ見ぬ快楽を追え。闘え。全身全霊、闘え。真の安寧はその先にある。 ...
- spell.vincent.in/spell/2011/02/27/121824.php
- [ .spell ] 主流と反主流 - アンチイズム考
- 2009.10.16 ... 「右向け右」の対極として「アンチイズム」がある。つまりは「主流」を傍目に「反主流」と云うことだ。順風満帆とは凡そ掛け離れた思想ではあるが、幼少の頃からこのテーゼに基づき、終始しているように感じる。平たく云えば「反骨」と云うことだが、「魂のレジスタンス」と云 ...
- spell.vincent.in/spell/2009/10/16/185458.php
- [ エッセイ/随想 ] 高きから低きへ
- 2009.09.20 ... 水は高きから低きへ──。純粋な自然現象のひとつ。これを自問自答の命題として捉えてみる。高低差が低ければ「河」。高低差が高ければ「滝」。それぞれがイメージされ、自身の内面世界と符合する。 ...
- spell.vincent.in/essay/2009/09/20/155134.php
- [ .spell ] 濃度哀
- 2009.08.17 ... 濃度が高い。1日で十年を過ごすかのような…否、十年を1日で食い潰すかのような。 ...
- spell.vincent.in/spell/2009/08/17/015140.php
- [ エッセイ/随想 ] アイロニー考
- 2009.06.14 ... 「強烈な二面性」とは、或る種の「アイロニー」である訳だが、全体を網羅、俯瞰する能力に欠けていると、そのまま額面通り被弾してしまう。平たく「温室育ち」と言い換えれば良いのだろうか…いずれにしても「受動型思考の典型」であると考えられる。或いは、平たく「指示待ち ...
- spell.vincent.in/essay/2009/06/14/231918.php
- [ .spell ] 濃度の高い生き方
- 2009.04.01 ... 濃度の高い生き方。それは貪るように丹念に塗り重ねること。それを飽き足らず終局まで継続すること。 ...
- spell.vincent.in/spell/2009/04/01/021627.php
- [ .spell ] 瞳で殺せ
- 2008.04.11 ... これほどの傲慢を人は「オーラ」と呼ぶ。オーラ纒いし、恣意的、独善的な魂人よ。我が敬愛なる同志、主君たちよ。 瞳で殺せ──。瞳は語らずともすべてを物語る。多くを見てきた者は、それだけ映ったものが多いのだ。例えば、物質的質量、概念的濃度。それらは、さほど問題で ...
- spell.vincent.in/spell/2008/04/11/024127.php
- [ エッセイ/随想 ] 釈放
- 2008.01.11 ... 手作りの紙巻き煙草。紙をボールペンに巻き、紙の端をペロッと舐めて糊付け。スッとずらして筒状にする。指先で揉み解した葉を筒の中に落とし込む。時折、トントンと葉を詰め、細い棒で念入りに詰め込む。そんな一連の作業を筒の中が満たされるまで繰り返す。 ...
- spell.vincent.in/essay/2008/01/11/080125.php
- [ .spell ] マイナス考
- 2007.10.24 ... 人はマイナスや負の要素に対する耐性が弱い。歯の浮くような科白や耳障りの良い綺麗事を好む傾向にある。ただ、それではやはり「かたわ」だと感じる。つまりは「フリーク」と云うことだ。辛辣さや厳格さの中にこそ「リアル」がある。どうしても分つことができない「大いなる矛 ...
- spell.vincent.in/spell/2007/10/24/170336.php
- [ エッセイ/随想 ] 静寂の咆哮
- 2007.09.11 ... やはり、何も解決しない。病んだ時間では何も解決しない。流れるのではなく、積み重なってゆく。ギリギリと、締め上げるように、ギリギリと…凝縮された、濃度の高い、重油にも似た、忌まわしくも、呪わしくも…重々しい枷が蔦のように絡みついてくる。ドロドロとした粘液に溶 ...
- spell.vincent.in/essay/2007/09/11/033856.php
- [ エッセイ/随想 ] 快適な独房
- 2007.07.01 ... 快適な独房──。僕は今の自宅をそう呼ぶ。「独房」と云うフレーズを一般杓子で括ると、罪人が刑罰を償うために隔離される場所である。なぜ、冒頭のように呼ぶかと云うと…と、草稿段階ではづらづらと綴ったのだが、他人が聞いても共感できるものが少ないと思われるので割愛し ...
- spell.vincent.in/essay/2007/07/01/195900.php
- [ .spell ] 濃度
- 2007.06.24 ... 独りで居る時間が長いと、濃度が極端に濃密になる。研ぎ澄まされて純度が高まる。他者と触れ合う──と云うことは、それを稀釈しているだけなのかも知れない。度数の高いアルコールを薄め、雑事を薄めて愉しむように──。僕はロック派だ。馥郁(ふくいく)としたフレーバーが ...
- spell.vincent.in/spell/2007/06/24/044900.php
- [ ポエトリリック ] 感情の濃度
- 2007.05.12 ... 朧げながらも濃淡がある。静かに眼を閉じる。真っ白いキャンバスに、木炭を滑らせている手が見える。陰翳だけで対象物を象る。そこに“色”はない。それでも対象物が浮き彫りにされる。経年劣化する感情繊維。やがて、記憶繊維がほつれ、何事もなかったかのように薄らいでゆく ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/05/12/115200.php
- [ .spell ] boomerang technique
- 2006.05.02 ... 理解しようとするのは無駄な努力。許そうとするのはキャパシティのひとり押し問答。信じようとするのは一方的で愚かな願望・儚い期待。 ...
- spell.vincent.in/spell/2006/05/02/221400.php
- [ .spell ] 冷静沈着な乱気流
- 2006.05.01 ... 「どうせ死ぬ」と云う持論。これをハイパーネガティブな思考と呼んだが、どうやら「究極の必然」だと云うことに気付いたようだ。 ...
- spell.vincent.in/spell/2006/05/01/210200.php
- [ ワード/四字造語 ] 確定要素「絶対」
- 2005.03.11 ... 世の中に「絶対」は「死」しか存在しない。その他のことは、非道く曖昧模糊な蹌踉めきのイリュージョン。「諸行無常」が其処彼処に点在している。 ...
- spell.vincent.in/word/2005/03/11/000000.php
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