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タグ:“夢”[75]
スペル本文中に“夢”が含まれる、或いはそれに関連するスペル。
- [ ポエトリリック ] dream pray
- 2007.07.28 ... 僕の嘆きは 僕のもの届かなくても 伝わらなくても僕の憂いは 僕のもの届かなくても 伝わらなくても 夢見るように 祈り 重ねるどうぞ 父母姉を 満たし給え溢れんばかりの その光で絆を 魂を 包み込み給え── ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/07/28/104604.php
- [ 寓話/お伽噺 ] Yellow Stone
- 2007.07.12 ... 「ごめんなさい」真っ直ぐに視線を向けてきた女の子の唇から堪らず溢れ出した。男は左手の人差し指と中指に挟まれた煙草を深く喫い込み、ゆっくりと吐き出した。視線は片時も女の子から外さない。「どうした? 急に」ふっと眼を伏し、灰皿に煙草を置いて訊いた。女の子はそれ ...
- spell.vincent.in/allegory/2007/07/12/011608.php
- [ 寓話/お伽噺 ] Whose is this world?
- 2007.06.24 ... 「フンッ。何がそんなに面白いんだか」カウンターで背中を丸めた男が独り。背後でざわつく他愛もないカップル同士の戯れに毒づく。「随分、ご機嫌斜めだな」毒づく男にふらりと細身の優男が近付いた。 ...
- spell.vincent.in/allegory/2007/06/24/093100.php
- [ 寓話/お伽噺 ] 通りすがりの魔法使い - Particle Shower Serenade
- 2007.06.09 ... 降り頻る土砂降りの雨の中、ひとりの男が傘も差さずに立ち尽くしている。長目の前髪は遮眼帯のように重く垂れ込め、眼光の奥に宿った妖しげな光を封印していた。 ...
- spell.vincent.in/allegory/2007/06/09/230500.php
- [ ポエトリリック ] 薫風
- 2007.05.04 ... 帰らぬ過日に 悔いを残さず見果てぬ夢と 悲愴な浪漫を痩せこけた魂に 刻んだ侭にやがて 人知れず ひっそりと──未だ見ぬ明日に 想いを馳せて心地好く 風薫る 旅立ちの日やがて 人知れず ひっそりと── ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/05/04/113100.php
- [ .spell ] Stairway to death
- 2007.05.02 ... 何故、登るのか。そこに山があるから。或る登山家はそう答えた。 ...
- spell.vincent.in/spell/2007/05/02/115600.php
- [ ポエトリリック ] 涙が出るほど愛しい人よ
- 2007.04.29 ... 逢いたい。たった四文字の欠片。こんなに短いフレーズですら伝わらない。言葉なんて無意味で無力だ。どうせ伝わらないのであれば、いっそのこと、眼も、耳も、口も…想い出と呼ぶには、余りにも儚くて──夢を見ていたとは、どうしても思えないんだ…また、逢いましょう。お互 ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/04/29/021600.php
- [ 寓話/お伽噺 ] passion play - 情熱遊戯
- 2007.04.17 ... この空間はね。時間が止まっているんだ。だから、何も始まらないし、何も終わらないんだ。フフ、ちょっと素敵だろ?ずっと、何ひとつ変わらないんだ、ずうっとね。ほら、怖がってないで、こっちおいでよ。時間の拘束がない心地好い空間さ。君はそれを味わう権利があるんだ。え ...
- spell.vincent.in/allegory/2007/04/17/043500.php
- [ ポエトリリック ] 透明な闇
- 2007.04.17 ... 様々なことが どうでも良い生きることに 飽いている痛覚が 驚くほどに 麻痺したようだ何も 痛みを感じない心の血液が 止め処なく溢れ出していても何も 痛みを感じないもう それほど 長くはないだろう締め括りに相応しい 何かを捜しているたった それだけのことなの ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/04/17/002000.php
- [ ポエトリリック ] Hard liquor
- 2007.02.27 ... 中ジョッキ黄金色の液体白い飛沫が音もなく弾けるロック・グラス琥珀色の液体芳醇な馨りが馥郁と立つグラスを重ねる幾杯も 幾杯もそれでも 潤わない喉の渇きは癒えるが心の渇きは癒えない虚空に浮かぶ見えない輪郭慈しむように指先で撫沿(なぞ)る丁寧に ゆっくりと背中を ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/02/27/193200.php