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タグ:“知らないことのほうが多い”[11]
スペル本文中に“知らないことのほうが多い”が含まれる、或いはそれに関連するスペル。
- [ 会話/戯曲 ] 美しい弱音
- 2009.07.15 ... 「弱音を吐く男──」カウンターに坐っていた男が出し抜けに呟いた。ひとつ席を空けて坐っていた女は持っていたグラスを止め、怪訝そうに男を見つめる。「って、君はどう思う?」機嫌を伺うような眼差しで女の顔を覗き込む。女は視線を逸らすと、呆れたように吐き捨てた。「う ...
- spell.vincent.in/drama/2009/07/15/055217.php
- [ 寓話/お伽噺 ] 博士と新任助手
- 2008.02.29 ... 「必要なこと以外、喋らんで宜しい」博士が煙たそうに吐き捨てた。「そんな… わたしはただ… 博士が心配で…」咎められた新任の助手が眉を潜める。 ...
- spell.vincent.in/allegory/2008/02/29/025436.php
- [ エッセイ/随想 ] 等身大
- 2007.11.17 ... 「宙に浮いている」と云われた。「先が見えない」とも。それは「イメージの肥大化」が原因だと感じた。僕のイメージは独り歩きする。それは制御不能な独り歩き。「難しい」と云われた。「当然だ」と感じた。「理解力」に絡め取られる向きは「感受性」の言葉に耳を貸さない。「 ...
- spell.vincent.in/essay/2007/11/17/145828.php
- [ 会話/戯曲 ] 愛をください
- 2007.08.29 ... 「あなたが欲しいものって何?」「ん? 僕の欲しいもの?」「ええ。なぁに?」「返答に困る質問だな…」「簡単よ。わたしからプレゼントされて嬉しいものよ」「君から? はて…」 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/08/29/130141.php
- [ 会話/戯曲 ] 厳格な微温湯
- 2007.08.16 ... 「心を開いてくれれば、いい仕事するぜ?」「──求めてばかりじゃ駄目さ」「そうか?」「ああ。まず、自分から晒さねば誰も開いてくれやしない」 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/08/16/053937.php
- [ 会話/戯曲 ] 嘘 - liar wanna believe
- 2007.04.15 ... 「ちょっといいか?」「ああ、どうした?」「『嘘』なんだけどな?」「ああ」「お前は嘘ついたことあるか?」「ないぜ」 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/04/15/234500.php
- [ 会話/戯曲 ] 戯曲「迷惑な話」
- 2007.01.11 ... 「なぁ、神様ってのは小学生か?」「どうしたんだ? 藪から棒に──」「好きな子をいじめるだろう? 何故、俺を的に掛けねえんだ?」「お前は殺しても死なん」 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/01/11/023500.php
- [ 会話/戯曲 ] 永遠の刹那
- 2006.12.31 ... 「何故、あなたはわたしに優しくするの?」 「俺の行動に理由の必要が?」 「あなたのこと、もっと知りたいわ」 「知らないことのほうが多いさ──」 「ふふ。あなたはいつもそんな調子ね」 「そうかい?」 「ええ。可笑しな人だから余計に困るわ」 「きみを困らせるの ...
- spell.vincent.in/drama/2006/12/31/031900.php
- [ 会話/戯曲 ] シャイな情熱をアルコールで稀釈して
- 2006.08.26 ... 「一杯飲むといいわ。グラス持たないと喋れないでしょ?」「や、ずっと独りでお喋りしてるさ」 ...
- spell.vincent.in/drama/2006/08/26/095500.php
- [ ワード/四字造語 ] 氷山の一角
- 2005.09.18 ... 「氷山の一角」と云う言葉がある。例えば、煌びやかな表情の裏側に隠された真実!妖艶な微笑の裏側にはおぞましい実体が…表層は内面を欺くための氷山の一角だった…などと余り好印象を持たれない言葉のひとつだが、角度を変えると、成る程な、と思う。 ...
- spell.vincent.in/word/2005/09/18/014700.php
- [ ワード/四字造語 ] 継続は力なり
- 2005.03.30 ... 平穏とは 変わったこともなく 穏やかであること(さま)相変わらず辞書には引っ掛かること。暫し。変わったこともなく、とは…瞬間瞬間、刹那刹那、変化の連続だ。往々にして好転を望むが悪化も免れない。だが、どちらの変化も肩肘張らず、臆することなく「受け入れる」べき ...
- spell.vincent.in/word/2005/03/30/000000.php
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