1
タグ:“利口”[8]
スペル本文中に“利口”が含まれる、或いはそれに関連するスペル。
- [ 会話/戯曲 ] 嘘でも残るもの
- 2017.01.14 ... 「余程の利口か余程の馬鹿と見た」「大概どっちかだろ?」「そうか?」「そんなもんは予想とは呼ばねえよ」「予想じゃねえよ」「じゃあ、何なんだ?」「教えてやろうと思ってな」「何を?」「お前はどっちかってことをだよ」「ほう。じゃ、俺は利口なんだな」「何故?」「知れ ...
- spell.vincent.in/drama/2017/01/14/022033.php
- [ 会話/戯曲 ] 美しい弱音
- 2009.07.15 ... 「弱音を吐く男──」カウンターに坐っていた男が出し抜けに呟いた。ひとつ席を空けて坐っていた女は持っていたグラスを止め、怪訝そうに男を見つめる。「って、君はどう思う?」機嫌を伺うような眼差しで女の顔を覗き込む。女は視線を逸らすと、呆れたように吐き捨てた。「う ...
- spell.vincent.in/drama/2009/07/15/055217.php
- [ エッセイ/随想 ] 漣(さざなみ)- 池袋マクドナルドにて
- 2009.03.24 ... 僕は孤独を確認するために喧噪に紛れ込む。大爆音とは行かないまでも陳腐なノイズが耳を掠める。とても耳障りだ。それでもそこに身を置こうとするのは、僕が余程のMなのだろう。自虐的なのもここまで来ると逆に清々しい。 ...
- spell.vincent.in/essay/2009/03/24/090048.php
- [ エッセイ/随想 ] 等身大
- 2007.11.17 ... 「宙に浮いている」と云われた。「先が見えない」とも。それは「イメージの肥大化」が原因だと感じた。僕のイメージは独り歩きする。それは制御不能な独り歩き。「難しい」と云われた。「当然だ」と感じた。「理解力」に絡め取られる向きは「感受性」の言葉に耳を貸さない。「 ...
- spell.vincent.in/essay/2007/11/17/145828.php
- [ .spell ] 手出し無用の静寂と沈黙の慈愛
- 2007.09.18 ... 唖然、呆然からか、気まずさからか…いずれにしてもレスがないのがレス、と云うレスが一番堪える。公私に渡って──。 ...
- spell.vincent.in/spell/2007/09/18/011138.php
- [ 会話/戯曲 ] 君じゃないと駄目だ
- 2007.07.24 ... 君じゃないと駄目だ──これは「強欲」。あなたと一緒に居たい──これは「妥協」。「違いが解るかい?」薄暗い照明がぼんやりと灯るカウンター席で紫煙を燻らしながら男が訊いた。「ええ。簡単よ」細いメンソールを咥えた女が億劫そうに応える。 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/07/24/082826.php
- [ 会話/戯曲 ] 戯曲「迷惑な話」
- 2007.01.11 ... 「なぁ、神様ってのは小学生か?」「どうしたんだ? 藪から棒に──」「好きな子をいじめるだろう? 何故、俺を的に掛けねえんだ?」「お前は殺しても死なん」 ...
- spell.vincent.in/drama/2007/01/11/023500.php
- [ .spell ] 日々を生きる
- 2003.06.06 ... 多分、小利口な諸君らはあれもこれもと様々な思いを馳せているに違いないが、「日々を生きる」ということに頓着することを提言したい。自分が常日頃から曰っている科白として「どうせ死ぬ」という科白があるが、これはすこぶる真実であり確実な現象だ。ハタチ過ぎれば老いさら ...
- spell.vincent.in/spell/2003/06/06/090555.php
1