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タグ:“刹那”[51]
スペル本文中に“刹那”が含まれる、或いはそれに関連するスペル。
- [ ポエトリリック ] 透明な闇
- 2007.04.17 ... 様々なことが どうでも良い生きることに 飽いている痛覚が 驚くほどに 麻痺したようだ何も 痛みを感じない心の血液が 止め処なく溢れ出していても何も 痛みを感じないもう それほど 長くはないだろう締め括りに相応しい 何かを捜しているたった それだけのことなの ...
- spell.vincent.in/poetry/2007/04/17/002000.php
- [ .spell ] 沈黙の水滴
- 2007.03.14 ... 暗闇から水滴が滴り落ちる。弛まず、一定のリズムで。涓滴けんてき)岩を穿つ。どんなに硬い岩盤でも穴を穿つ。面積が狭ければ狭いほど、耐性と云う過信に身を託せば託すほど、穿たれた穴は亀裂の切欠となり、やがて、堪らず大崩落を演じる。幻想に縋り付く虚無を知る。偶像を ...
- spell.vincent.in/spell/2007/03/14/033500.php
- [ 無冠の皇帝 ] 皇帝の苦悩は神のみぞ知る
- 2007.02.18 ... 某日、偉大なる皇帝は深く思い悩んでいた。近年稀に見る絶不調に見舞われ、皇帝の思惑通りに統治することが困難を極めていたからだ。彼は、この世に生を授かった瞬間刹那から、この世にある一切の万物を須らく統治すべし、と云う平民には到達し得ない重責を背負っている。この ...
- spell.vincent.in/empelor/2007/02/18/222900.php
- [ ワード/四字造語 ] 無為
- 2007.01.03 ... 人生とは、無為を渇望する空虚な刹那を彷徨う過程。やがて、その真理に到達し得ぬまま、その過程の幕を閉じる。静かに、或いは、ひっそりと──。故に、人とは脆く儚く絶望的に哀れなのだ。救い難いほどに救われない存在。故に、足掻く、藻掻く、苦しむ、悩む──。意識世界が ...
- spell.vincent.in/word/2007/01/03/120700.php
- [ 会話/戯曲 ] 永遠の刹那
- 2006.12.31 ... 「何故、あなたはわたしに優しくするの?」 「俺の行動に理由の必要が?」 「あなたのこと、もっと知りたいわ」 「知らないことのほうが多いさ──」 「ふふ。あなたはいつもそんな調子ね」 「そうかい?」 「ええ。可笑しな人だから余計に困るわ」 「きみを困らせるの ...
- spell.vincent.in/drama/2006/12/31/031900.php
- [ ワード/四字造語 ] 厭離穢土(えんりえど)
- 2006.09.11 ... 人間万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。放たれた矢は決して元には戻らない。生を授かった瞬間から既に矢は放たれている。顕在・潜在を問わず、厭が応にも、生の潰えるその瞬間まで──。 ...
- spell.vincent.in/word/2006/09/11/020700.php
- [ ポエトリリック ] ラプソディとエレジーのランデヴー
- 2006.08.26 ... ラプソディとエレジーのランデヴー。歯痒い心地好さに脳天が痺れる。不可解にKISSすると、刹那の海に溺れることを厭わない。馬鹿は何度死んでも治らない。だから、うまく付き合うしかない。付き合い方が覚束ないから、だから……ラプソディとエレジーのランデヴー。救われ ...
- spell.vincent.in/poetry/2006/08/26/095600.php
- [ ポエトリリック ] 虚飾纏はぬ
- 2006.05.04 ... 虚飾纏はぬ 光りと翳り刹那に響く 鋭利な欠片儚き眼光 華奢に絡ませ何處漂ふ 久遠の魂涯て無く戯る 奇蹟の無垢よ穢れ無き魔性 常しへの呪縛 ...
- spell.vincent.in/poetry/2006/05/04/062900.php
- [ 無冠の皇帝 ] The Greatest Emperor Of The Only One.
- 2005.10.01 ... 「余は偉大なる皇帝である。この世に存在するもの、塵ひとつに至るまで余が統治している。平民らに『偉大なる皇帝』と呼ぶことを許可する」偉大なる皇帝の恒例儀式「独演会」の開幕である。 ...
- spell.vincent.in/empelor/2005/10/01/000000.php
- [ ポエトリリック ] 果てしない ふたりの世界
- 2005.09.18 ... 刹那で 猫の目のように 揺れ動く強気の波と 弱気の波が 交互に襲ってくる止め処なく流れ出る涙は そのままに溢れ出る涙に ひと欠片の嘘もない気が済むまで 泣けそして心と躰を 流れてゆけ ...
- spell.vincent.in/poetry/2005/09/18/090728.php